リボルビング返済とは
リボルビング返済は、クレジットカードや消費者金融に対する返済方法の種類です。リボルビング返済は、リボ払い、リボと短く呼ばれることもあります。また、フレックス払いと呼ばれることもあります。
この返済方法の特徴は、返済金額が利用残額に応じて、一定になっていることでしょう。クレジットカードでよく使われる分割払いは、ひとつの買い物に対して、複数回の返済を行いますが、リボルビング返済の場合は、複数の買い物をまとめた金額にして、複数回の返済を行っていくのです。
リボルビング返済をする際には、クレジットカードを作成したり消費者金融にキャッシングを申し込んだりする時に、毎月の返済額の最低ラインを定めておきます。そして、最低ライン以上の支払いをする義務があります。とはいえ、かなり高額の買い物をしたものにくらべれば少ない金額ですので、まとめて買い物をした時には非常に支払いがラクになります。そのため、年々利用者が増えているんですよ。
リボルビング返済による多重債務を防ぐために、日本貸金業協会では自主規制を設けています。基準としては、30万円以下の場合は返済期限を3年以内とし、30万円オーバーの場合は返済期限を5年以内としています。また貸金業法の改正も行われ、個人が金融機関から借り入れをする場合は、どんなに多くても年収の3分の1にとどめるという制限が設けられました。今後は、リボルビングも含めて、限度を超えた借り入れは難しくなります。
|
|
|
|